富嶽

富嶽

富嶽(ふがく)は、乃木希助(のぎまれすけ)からつくられた詩となっています。
この乃木希助という人物は、明治時代の陸軍軍人だったのです。文学も剣術も学び、詩歌にも優れていたというほどの人物だったのです。

この詩のなかでは、富士山の崇高な姿よくあらわされている詩となっています。
富士山がそびえている地は、とても美しいもので神が住んでいるような場所ともいえるとまで詩にあらわれているのです。

いくら詩歌に優れていたとはいえ、軍人だった人がここまで富士山についての美しさをあらわすことができるのでしょうか?よほど富士山の姿に圧倒されたのか、こうもスラスラと詩につくることができるな、と驚いてしまいますよね。

今の時代では、ゆっくりと美しい景色といったものも眺めているという時間が減ってきてしまっていますよね。
自然が好きな人であれば山に出かけるのも良いかもしれませんが、情報社会に囲まれてきてしまっている現代人にとっては美しい景色を目の前にしてみたとしても美しいと感じることができなくなってしまっているのではないでしょうか。感動的なものを見たとしても感動する心が無くなってしまっているということはとても寂しいものですよね。

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