川中島

川中島

川中島は頼山陽という学者の一人からつくられたものです。
著書や詩も多く生みだされている人物の一人で、とても頭の良い学者の一人だったといわれています。

その川中島を簡単に訳してみると、鞭声は粛々として夜に乗じて河を渡っていき暁に数千の兵の姿が大将の旗を立てている様子を見ることができています。敵の姿は不意に出てきたことがあっても驚くようなことはありませんでした。謙信はの信玄へと向かっていきましたが長年積み重ねてきた剣の腕を持ってしても結局自分の手で倒すことができずにとても残念な思いをした…というものです。


川中島の合戦というものを知っているという人は多いことでしょう。
どうやら、この川中島の詩ではその合戦の様子をあらわしているようなのです。

謙信の戦の方法に対して甘さを同情するか、信玄の戦の上手さに拍手をするかは人それぞれかもしれませんが、謙信の悔いる戦いには現代人からしても残念に思い同情を抱いてしまうのではないでしょうか。

けっして無念な戦いではなかったはずですが、当人としては悔しくてもっと良い戦法が取れたはずだと悔いる一戦だったはずです。

悔いるような戦い方を繰り返してこそ、次なる目標を持つこともできるのだという姿勢が大切なことになるのではないでしょうか。

コメントは下のボタンを押して別ウィンドウから投稿できます。