今様

今様

今様（いまよう）とは、日本の歌曲の形式のなかに存在している一つになります。

今様とは平安時代に発生したものの一つとなっています。
そもそも今様というのは「現代的・現代風」という意味を持つもので、当時で言うところの現代流行歌といわれていた意味を持つものなのです。
平安時代当時においては誰もが聞いたことがあり親しみを持つことのできる曲だったことでしょう。


今様のなかには様々な歌詞も生まれたことにより、平安時代における当時においては多くの天皇たちも愛好していたと言われているほどのものなのです。

歌詞のなかでは、７・５・７・５・７・５・７・５が１コーラスとして構成されているのが今様の特徴ともなっているのです。

今様の曲調のなかには暗い曲調を持つものがつくられているなど、豊富な曲調の種類を持つものと言われているのです。

この今様の持つコーラスの形式が現代における童謡や唱歌、更に歌謡曲のなかにも取り入れられているものが多いのです。また外国曲のなかにも今様形式の歌詞を取り入れられてつくられたものもあるのです。

また今様に舞を付けられたものは今様舞とも言われており白拍子装束を身に纏いながら舞うことでも有名になっていますね。